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冬の感染症対策、今から始めませんか?

まだまだ半袖で過ごせるような日が続いていますが、

これから迎える秋冬に備えて、今のうちから体調管理を始めることが大切です。

特に注目したいのが「ビタミンD」。

ビタミンDは、私たちの免疫力を維持するうえで非常に重要な栄養素です。

このビタミンDは、日光(紫外線)を浴びることで体内で作られますが、

日照時間が短くなる秋冬は合成量が減少し、不足しやすくなります。

さらに、近年では夏の猛暑の影響で日中の外出を控える方が増えたことから、

季節を問わずビタミンDが慢性的に不足している方も少なくありません。

そのため、これからの季節を元気に過ごすためには、

ビタミンDの血中濃度を整えておくことがとても重要です。

感染症の予防という点から見ても、今からの備えが効果的とされています。

ビタミンDを多く含む食材としては、鮭やキノコ類が代表的です。

特に鮭は、ビタミンDに加えて良質なたんぱく質も一緒に摂ることができるため、

ぜひ週に1回以上は食事に取り入れていただきたい食材です。

キノコ類では、干ししいたけや舞茸などもおすすめです。

日々の食事で少し意識するだけでも、ビタミンDの摂取量は大きく変わってきます。

また、「自分がどのくらいビタミンDを摂れているのか気になる」という方には、

血液検査でビタミンDの血中濃度を確認することも可能です。

当院では、必要に応じて管理栄養士による栄養指導や、医療用サプリメントのご提案も行っております。

「今年こそ、風邪をひかずに元気に過ごしたい」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。

今から始める冬への備えが、健やかな毎日につながります。

皆さまが元気に秋冬を乗り越えられるよう、私たちもサポートいたします。

管理栄養士