喘息は腸内環境も大切!
2025.12.05
当院には、咳や喘息の症状でご相談いただく方が多くいらっしゃいます。
喘息は「気管支の炎症」が原因とされていますが、
最近では 腸の健康が免疫の働きに影響する ことがわかってきており、
腸と呼吸器の関係も注目されています。
腸の粘膜は、食べ物や細菌から体を守る「バリア」の役割を持っています。
このバリアの働きが弱くなると、免疫のバランスがくずれやすくなると考えられています。
その結果、アレルギー反応が強まりやすい可能性があります。
腸のバリア機能には、食事の内容やストレス、腸内細菌のバランスなどが影響するとされています。
そのため、食事を見直したり、腸の粘膜に必要な栄養素を適切に摂ることが、
腸内環境を整えるサポートになると考えられています。
腸の健康と呼吸器症状の関係には個人差がありますが、
体全体のバランスをととのえる一つの視点として、腸の状態を整えるアプローチが注目されています。
当院では、食事や栄養面を含めて総合的に体の状態を確認し、
ご希望に応じてサプリの活用などもご案内しています。
咳や喘息が続く方、体調のゆらぎが気になる方は、
腸の環境を見直すことも体調管理の一つの方法としておすすめです。
管理栄養士