長引く咳、ただの風邪ならよいのですが・・
2025.07.01
だいぶブログをご無沙汰しておりました。院長の吉野です。
おかげさまで6/1にたくさんの方々に内覧会に来ていただき、盛況のうちに終えることができました。皆様に心より御礼申し上げます。
自費診療に加え6/2より保険診療を開始して、1か月が経過しました。発熱、頭痛、腹痛、咳、痰、生活習慣病、健診異常の方、更年期が気になる方、雇用時健診の方、自費点滴希望の方、オーソモレキュラー栄養療法での相談の方など、いろいろな症状や目的をもって皆さん来られます。
その中で、今のところもっとも目立つのが、「咳がなかなか収まらない」という方です。「風邪だと思い、薬をのんでいるがもう3週間も続いている」「昼間はそうでもないが夜になると咳がひどくなって眠るのにも一苦労」「いつも季節の変わり目には風邪をひきそのあと咳がつづくことが多い」このような方が結構いらっしゃいます。詳細な問診、身体的診察と必要な検査を行った結果、気管支喘息だった、ということが少なくありません。
喘息という病態は慢性的な気道の炎症なので、一定期間はしっかりと継続的に炎症を抑える薬を使っていく必要があります。また一方で喘息を引き起こす根本原因に目を向け、体内に起こっている炎症を自力で減らしていくためには、食事や栄養素、腸内環境、外部のストレス要因などを整えていく必要があります。そうすると時間は少しかかりますが減薬が可能になり、薬がいらなくなることも十分ありえます。何か体の症状がある、ということは体の声を聴いて何かを良いほうに変えるチャンスでもあります。体調で気になることがありましたら当院をぜひお役だてください!